令和 新元号決まる

 平成の4月1日 11時40分 官房長官から新元号が発表されました。

 「令和」と聞いて なに? 平和?音声だけでは理解できなかった人が多かったのではないでしょうか。

 掲げた文字を見て「令和」を理解したことでしょう。

 日本最古の歌集「万葉集」からの引用で日本の古典を由来とする元号は初めてとの事。

 日本の古典から引用と聞いてなぜか、ほっとしたというかよかったな~と思うのは私だけだったでしょうか。

 日本人ならどこかでそう思ったことでしょう。

 令和の典拠  「万葉集」巻五、梅花の歌三十二首并せて序

 引用文    初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、欄薫珮後之香

 現代語訳   新春の好き月、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉のごとく白く咲き、蘭は

        身を飾った香のごときかおりをただよわせている

  このような万葉の歌に詠まれているゆるやかな歳月が流れる時のつながりであってほしいと心から思う一人です。